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平成30年度在宅医療ケア部会

平成30年度第一回在宅医療ケア部会

 平成29年度11月に設置した在宅医療ケア部会は、平成30年度より「研修企画」「連携ツール開発」「情報管理・災害対策」の3つを柱として課題に取り組み始める事になりました。
 地域で暮らす医療ケアを必要としている方々が安心して暮らすために、そのサポートに当たる医療機関・福祉事業所、行政が連携し、また支援のスキルアップを図ることができるような方法を多職種で考えています。

平成30年度第二回在宅医療ケア部会

  平成30年度は「研修企画」「連携ツール開発」「情報管理・災害対策」の3つの柱をもとに取り組み始めていますが、そんな折、7月6日の大雨による水害では、本当に多くの方が浸水などの被害に遭われ、改めて日頃からどの様な事を備えておけば良いのかを考える機会となりました。在宅で医療的ケアを行っている方々は電気を必要とする医療機器を使用している方も多く、停電などの事態にどの様な個別の備えをしておくのか、また緊急時対応の具体的な方法など、すぐに取り組めることから準備していく事が望まれます。在宅医療ケア部会では、部会員全員でこの重要な課題に取り組んでまいります。
 
  研修会は飯塚病院小児等在宅医療推進事業との共催で、7月5日に第一回目を開催いたしました。
「医療ケア児への医療者の見方・考え方」飯塚病院小児科医師:大矢崇志氏
「地域で暮らす子どもたち~ライフステージにおける重症児との関わり~」飯塚病院リハ科作業療法士:毛利あすか氏 
  研修会内容も地域の支援機関の方々の希望内容を盛り込んでいますので、地域の支援機関の皆様のご参加をお待ちしております。(次回は12月頃に、摂食嚥下・口腔ケアなどをテーマに開催予定です)。
 
  ツール開発に関しては、地域の医療的ケアを実施している通所事業所職員(看護師)や訪問看護師、相談支援専門員らが集まり、どのようなツールがあれば地域で安全に医療的ケア児者の支援を行っていけるのかを考え始めています。会を重ねながら、支援が充実するツール開発を目指していきます。

平成30年度第三回在宅医療ケア部会

 第三回在宅医療ケア部会では、
①2月16日に開催した医療的ケアを行ったことのある事業所との意見交換会の振り返り
②緊急時・災害時対策について
③平成30年4月からの障がい福祉サービス等報酬改定について意見交換を行いました。
 
①の意見交換会では、支援者側のスキルアップの必要性やその方法、関係職種間のチーム支援のための情報共有やコーディネーター機能の重要性などについての意見が出ました。
②の緊急時・災害時対策については、現在の行政の取り組みを確認しながら、今後はその取り組み内容が多くの方に届くような広報活動や、実際に医療的ケアを必要としている方々が、個人情報取扱いの配慮も検討の上、どこに暮しているのかを把握することで速やかな対応が可能となるような情報管理の新たな仕組みづくりなどの必要性について意見が出されました。
 
 課題となっているスキルアップや職種間連携、緊急時・災害時対策などについて、それぞれテーマに分かれて検討をすすめていく作業部会案が出されており、その具体的な進め方やテーマごとの構成メンバーについても、次回平成30年度第一回在宅医療ケア部会にて協議する予定です。
 
 平成29年11月27日に発足した本部会は、29年度は3回の部会開催と1回の事業所との意見交換会を開催致しました。内容については随時ホームページにてお知らせしておりますが、今後は更に当事者ご家族、地域の皆様、支援機関の皆様と情報共有・意見交換できる活動となるよう努めてまいります。
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