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在宅医療ケア部会意見交換会

第1回「医療的ケアを必要とする方の地域支援に関する意見交換会」を開催しました。

 昨今の医療技術の進歩と共に医療ケアを行いながら地域生活を送っている方が増えている一方で、そのご本人やご家族を支えるための社会資源は非常に少なく、ご本人の望む生活が阻まれたり、家族負担の増大から地域で安心して暮らすことが困難な状況が続いています。このような状況の解決に向け、飯塚圏域障がい者地域自立支援ネットワークでは、平成29年2月に当事者ご家族や医療・福祉の支援機関を対象にアンケート調査を実施し、当事者ご家族のニーズや支援機関の受け入れ困難理由などを明らかにしました。
 そのアンケート結果をもとに平成29年7月10日、アンケート対象であった病院職員(主に連携室)、訪問看護、保健師、福祉サービス事業所(生活介護・短期入所・施設入所支援・児童発達支援・放課後等デイサービス)、相談支援事業所を対象に意見交換会を開催し71名の方にご参加頂けました。(医療機関より12名参加、訪問看護ステーションより10名参加、障がい児についての支援事業所より15人参加、障がい者についての支援事業所より18名参加、相談支援事業所より13名参加、保健師などの行政職員より3名参加)。
 意見交換会ではアンケート結果の報告や、同じ課題に対して自立支援協議会の機能を生かし課題解決を図った福岡市の取り組みを、福岡市東区第1障がい者基幹相談支援センター池田顕吾様よりご紹介頂きました。
 多職種で構成したグループワークでは「地域に何が必要なのか」という視点で活発な意見交換が行われました。意見交換会の終了時アンケートでは、この地域課題解決に向けた今後の取り組みに参加してみたいと言う方が回答者の8割を超えており、関心の高さが伺えました。そういった皆さまの力を一つにし、この地域の支援力アップを図れるよう障がい者地域自立支援ネットワークにて取り組んでまいります。

第2回「医療的ケアを必要とする方の地域支援に関する意見交換会」を開催しました。

 在宅医療ケア部会では、医療的ケアを必要としている方やそのご家族が地域生活を送る中で抱えている課題の解決のために、平成29年11月より活動を始めました。
 第二回部会で、実際に地域で医療的ケアを行っている事業所等が支援を行う中で課題だと感じていることを直接聴き、意見交換する場を設けることが決まり、平成30年2月16日に「第2回医療的ケアを必要とする方の地域支援に関する意見交換会」を開催いたしました。
 参加者は、医療的ケアを必要とする子どもの支援を行ったことがある児童発達支援事業所・放課後等デイサービス事業所、特別支援学校、在宅医療ケア部会委員の28名で、それぞれの事業所・学校での支援体制の紹介や、現状で課題だと感じていることについて意見が交わされました。 その中で医療機関との情報のやりとりやカンファレンス参加の機会が乏しいことや、コーディネーターが不在であること等が話題の中心となり、それらの原因と対策等についても話し合われました。まずはこういった課題をひとつずつ解決し、第一には安全に、更に子どもの発達の支援もサポートできるような日中支援の充実を図っていきながら、将来的にはご家族の急病時やレスパイト等に利用できる夜間支援(宿泊を伴う)の実現を目指そうという目標を共有できました。
 支援事業所等が課題に感じていることは平成29年1月にアンケート調査を行った際にある程度は明らかになっていましたが、今回のように直接顔を合わせて意見を交わすことで、抱えている課題のより詳しい状況や、逆に工夫などが見えることと、医療機関・福祉事業所・教育機関・行政間での課題の共有が図れ、また連携のきっかけづくりができたことはとても有意義な機会となりました。
 
 第三回目の開催時期は未定ですが、第一回目(平成29年7月10日)同様、この圏域の医療機関、訪問看護ステーション、生活介護事業所、短期入所事業所、教育機関にもご参加いただけるような会を企画し、地域課題の共有や支援ネットワークの構築を図りたいと考えております。医療的ケアを必要としていても、地域で安心して家族と共に暮らしていけるよう、「どうすれば実現するか」という発想で取り組んでまいります。
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