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その85‥就労選択支援1(就労継続支援B型編)

2022-11-18
        厚生労働省資料より
 「カチカチ」で福祉制度について語ることは勝手にタブーにしていましたが、就労系の改正がちらほら出てきたましたので、就労系の皆さんと絡むことが多い端くれ者として、飯塚圏域の現状を重ねていきながら話題をしていきたいと思います。曖昧な点や勘違いも大いにありますので、その都度訂正していきます。間違っていたらそっと優しく教えて下さい。

 「就労選択支援」(仮)となっております。これが新しいサービスとして位置付けされるようです。(以下、厚生労働省HPから抜粋)
現行の流れとしては、高等部在籍中の方で卒後B型を利用したい方やアセスメント対象外の条件に当てはまらない方が、B型を利用したい場合「申請→移行事業所による就労アセスメント→B型利用申請」など一連の流れがあるかと思います。そのアセスメントがなくなるようです。

(以下、厚生労働省HPから抜粋) 
改善①都道府県等による事業所指定、就労支援について一定の経験等を有 する人材や研修を通じて育成した人材の配置により、専門的な支援を受けることが可能となる。
改善② 就労能力や適性、本人のニーズや強み、職業上の課題、就労に当たっての支援や配慮事項といった本人と協同して整理した内容 や地域の企業等の情報を基に、関係機関と連携する。 本人にとって、より適切に就労・障害福社サービスを選択することが可能となる。

(ここからは私の推測です。)
改善①ですが主たる事業所として移行事業所が事業所指定をとる率が高いかと。
改善②について、多角的な視点と連携。相談員が全てを担うことは難しい。今以上に専門性を求められるかと。国はB型に働く力がある方が埋もれていている方を企業に繋ぐことと、企業に障がい者を雇い入れをしていただくための舵取りに働き方を提示してきましたね。

 障がい福祉側から見てきた者としては、前はB型が社会参加をしつつも居場所のような所から、突然変わることはないですが、B型がステップアップする場に変わり居場所ではなくなっていくと思います。
 飯塚圏域では5月から6月ごろになると「高等部卒業後にあのB型に行きたいので学校から基幹センターに相談するように言われました。」と謎の事業所決め打ち相談が風物詩となっています。(汗) このような暫定支給アセスメントの使い方がなくなる。(喜)

 アセスメントも国が大枠を決めて、後は自治体任せなのかどうかはわかりませんが、そうなればアセスメントに関しても議論が必要なのかどうかですよね・・・
 飯塚圏域にはB型がたくさんあります。きっとその中には一般就労できる方もたくさんいるのではないかと。でも制度にも穴がある。
今後の国の動向に注視していきましょう。
取り敢えず今回はここまで・・お疲れ様でした。



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